報恩講法要(2021年)
秋晴れの中、無事に報恩講が勤まりました。
久しぶりに本堂に来てくださった方もおられ、皆さま、とても嬉しそうにお越しくださいました。
入り口では、検温、手指消毒、30分ごとの換気にご協力いただき、席の間隔も広くとって、安心してお参りいただけたことと思います。
この度は、0歳と2歳の可愛いご門徒様も来てくれました。
そうた君、お焼香も上手にできてましたね。
安徳先生の、テンポの良いお話に、皆さん大きく頷きながら、熱心にお聴聞しておられました。
終了後、「今の私にピッタリのおはなしが聞けて、嬉しいことです!」と、坊守に感想を話してくださった方も。
報恩講から2週間が経ちましたが、どちら様からも感染のお知らせはありません。
無事に勤まったことに、改めて感謝いたしております。
皆様、ご協力くださりありがとうございました。
そうた君の日記
〈報恩講さんに行きました〉
竹本そうた・2歳・祖母代筆
「カーン、カーン、カーン… 」と大きな鐘の 音がして報恩講さんが始まるようです。普段 はおしゃべりなやこちゃん(ばぁば)が黙っ て僕の手をひいて障子のところまで行きそっ と開けて見せてくれました。ご住職が鐘を鳴 らしておられました。その音は大きく、空ま で届くような澄みきった響きでした。あの鐘 にさわってみたいなぁ… と思いました。
本堂におられる大勢の人は僕と弟に優しく 微笑んでくださっていました。順番に前に出 て、お焼香をさせていただきました。パラパ ラとお香を入れると、とてもいい匂いでもっ ともっとたくさん入れたかったのですが、一 回だけと言われて我慢して南無阿弥陀仏を小 さい声で唱えて戻りました。
チーン、チーンの鐘の真似や南無阿弥陀仏 はお母さんと毎日していて上手にできたと思 います。お経が終わり、おさがりをいただいて坊守さまにバイバイをして帰りました。